タブレット『2022 Apple 11インチiPad Pro』パワーと携帯性【レビュー・口コミ・評判】

ポイント

スペック、口コミ・評判・レビュー、CPU・GPU、カメラ、ディスプレイ、バッテリー、スピーカー、インターフェイス
ネット回線（格安SIM）・モバイルルーター

2022 Apple 11インチiPad Pro (Wi-Fi + Cellular, 1TB) – スペースグレイ (第4世代)

【2022 Apple 11インチiPad Pro】スペック、口コミ・評判・レビュー、CPU・GPU、カメラ、ディスプレイ、バッテリー、スピーカー、インターフェイス

ポイント

スペック
口コミ・評判・レビュー
CPU・GPU
カメラ
ディスプレイ
バッテリー
スピーカー
インターフェイス

スペック

メーカー: Appleです。
発売日: 2022年10月26日です。
色展開: シルバーとスペースグレイがあります。
品番: Wi-FiモデルはA2759、Wi-Fi + CellularモデルはA2761です。
サイズ: 幅178.5mm、高さ247.6mm、厚さ5.9mmです。
重量: Wi-Fiモデルは466g、Wi-Fi + Cellularモデルは468gです
CPU: Apple M2チップを搭載しています。
SIMフリー対応バンド:
- 5G NR (n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n28, n29, n30, n38, n40, n41, n48, n66, n70, n77, n78)です。
- FDD-LTE (バンド1～32)に対応しています。
- TD-LTE (バンド34～53)に対応しています。

口コミ・評判・レビュー

このモデルは、特にクリエイティブな作業を行う方々に高い評価を受けています。M2チップを搭載しており、動画編集や3Dゲームのプレイなど高負荷な作業でもスムーズに動作します。画面が大きく、没入感があるため、映像やゲームを楽しむには最適です。また、Apple PencilやMagic Keyboardとの相性も良く、プロフェッショナルな用途にも対応できます。
一方で、いくつかのデメリットも指摘されています。まず、価格が高いことが挙げられます。多くのユーザーが性能には満足しているものの、その性能をフルに活用できる人は限られているとの声もあります。また、本体が重く持ち運びに不便だと感じる方もいます。特に外出先での使用を考えている場合は、この点に注意が必要です。
バッテリーの持ちについては賛否両論があります。一部のユーザーはバッテリーの減りが早いと感じている一方で、充電速度が速いため、それほど問題にはならないとする意見もあります。また、スピーカーの音質についても期待していたほどではないという声があります。
総じて、2022年モデルの11インチiPad Proは、高性能で多機能なタブレットとして評価されていますが、その分価格も高く、持ち運びには少し不便さを感じることがあります。購入を検討する際は、自分の使用目的やライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

CPU・GPU

2022年に発売された11インチiPad Proには、Appleが開発したM2チップが搭載されています。このM2チップは、8つのコアを持つCPUと10コアのGPUを備えています。CPUのコアは、高性能な作業をこなすための4つの高性能コアと、電力効率を重視した4つの高効率コアで構成されています。この構造により、バランスよくパフォーマンスとバッテリー寿命を両立しています。
GPUは10コアで、グラフィックス処理をスムーズに行うことができます。これにより、ゲームや動画編集など、グラフィックスを多用するアプリケーションも快適に動作します。特に、画面上での動きが滑らかになるため、高画質な映像やゲームを楽しむ際にその性能を実感できます。
このM2チップは、前世代のM1チップと比べてCPUとGPUの性能が向上しており、日常的な使用からプロフェッショナルな用途まで幅広く対応できます。例えば、大きなデータを扱う作業や複数のアプリケーションを同時に開く場合でもストレスなく操作できます。また、機械学習にも対応しており、Neural Engineという専用の処理ユニットが16コアで搭載されています。これにより、顔認識や音声認識などのAI機能も迅速に処理することが可能です。
このように、2022年モデルの11インチiPad Proは、高い処理能力とグラフィックス性能を持ち合わせており、多様な用途で快適に使うことができるデバイスです。

カメラ

このiPad Proは、広角カメラと超広角カメラを搭載しています。広角カメラは12メガピクセルで、絞り値はƒ/1.8です。超広角カメラは10メガピクセルで、絞り値はƒ/2.4、視野角は125度です。このカメラシステムにより、2倍の光学ズームアウトと最大5倍のデジタルズームが可能です。また、5枚構成のレンズを使用しており、より明るいTrue Toneフラッシュも備えています。
写真撮影機能では、最大63メガピクセルのパノラマ撮影が可能で、サファイアクリスタル製のレンズカバーが付いています。Focus Pixelsを使ったオートフォーカスやスマートHDR 4も搭載されており、写真とLive Photosの広色域キャプチャが可能です。さらに、高度な赤目修正や写真へのジオタグ添付、自動手ぶれ補正などもサポートしています。撮影した画像はHEIFやJPEG形式で保存できます。
ビデオ撮影に関しては、4Kビデオを24fpsから60fpsで撮影できるほか、1080p HDビデオや720p HDビデオの撮影も可能です。ProResビデオ撮影もサポートしており、特に容量256GB以上のモデルでは最大4Kでの撮影が可能です。オーディオズームや手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ、映画レベルのビデオ手ぶれ補正なども備わっています。ビデオ撮影フォーマットはHEVCとH.264に対応し、ステレオ録音も可能です。
TrueDepthカメラについても触れておきます。このカメラは12メガピクセルの超広角カメラであり、122度の視野角を持っています。ポートレートモードでは進化したボケ効果と深度コントロールが利用でき、6つのエフェクトを備えたポートレートライティングもあります。

ディスプレイ

このモデルのディスプレイは、Liquid Retinaディスプレイと呼ばれ、11インチのサイズを持っています。画面はIPSテクノロジーを採用しており、LEDバックライトが付いたマルチタッチディスプレイです。
解像度は2,388 x 1,668ピクセルで、1インチあたり264ピクセルの密度を持っています。これにより、非常に鮮明で詳細な表示が可能です。また、ProMotionテクノロジーが搭載されており、リフレッシュレートが最大120Hzまで対応しています。これにより、スクロールやゲームプレイが滑らかになります。
さらに、このディスプレイは広色域（P3）をサポートしており、色彩が豊かで正確です。True Toneテクノロジーも採用されており、周囲の光に応じて画面の色温度を調整し、目に優しい表示を実現します。また、耐指紋性撥油コーティングが施されているため、指紋が付きにくくなっています。
フルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングも特徴で、外光の反射を抑えつつ、高い視認性を保ちます。SDRコンテンツでは最大600ニトの輝度を発揮し、明るく見やすい画面を提供します。
このディスプレイはApple Pencil（第2世代）にも対応しており、クリエイティブな作業にも適しています。全体として、このディスプレイは非常に高性能で、多様な用途に対応できる設計となっています。

バッテリー

このモデルのバッテリー容量は7538mAhです。通常の使用では、ビデオ再生やインターネット利用で最大10時間持つとされています。
このバッテリー寿命は、他のポータブルデバイスと比較しても強力と言われています。ただし、実際の使用状況によっては、この時間よりも短くなることがあります。例えば、ゲームやビデオ編集など、負荷の高い作業を行うと、バッテリーの消耗が早まることがあります。
また、iPad Proのバッテリーは充電回数が1,000回程度が寿命の目安とされています。バッテリーの劣化を感じた場合は、Apple Storeや公認サービスプロバイダで確認することが推奨されています。

スピーカー

2022年の11インチiPad Proには、合計で4つのスピーカーが搭載されています。このスピーカーは、音楽や映画を楽しむ際に高音と低音のバランスが良く、どのジャンルの音楽にも適しています。スピーカーが4つあることで、音が立体的に広がり、まるでミニシアターにいるような没入感を味わうことができます。
また、このスピーカーシステムは、手に伝わるような迫力もあり、リアルなサウンドを楽しむことができます。特に動画視聴時には、大画面と相まって映画の世界に引き込まれるような体験ができます。このように、iPad Proのスピーカーは音質にこだわりたい方にも満足できる仕様です。
さらに、スピーカーの配置により、横向きで持った際にも自然な音響効果を得られます。他のiPadモデルと比較しても、このスピーカーシステムは非常に優れています。

インターフェイス

2022年に発売された11インチのiPad Proには、さまざまなインターフェースが備わっています。このiPad Proは、Thunderbolt/USB 4コネクタを持っており、高速なデータ転送や外部ディスプレイへの接続が可能です。このコネクタを使うことで、さまざまなアクセサリーを簡単に接続できます。
また、iPad ProにはSmart Connectorという特別なコネクタもあります。これにより、Magic Keyboardなどのアクセサリーを簡単に取り付けることができます。Smart Connectorを使うと、キーボードを充電する必要がなく、すぐに使い始めることができるのが特徴です。
さらに、Wi-Fi + CellularモデルにはSIMトレイが搭載されており、モバイルネットワークを利用してインターネットに接続することができます。これにより、外出先でもインターネットにアクセスしやすくなります。
このように、2022年の11インチiPad Proは、多様なインターフェースを備えており、ユーザーのニーズに応じた柔軟な使い方が可能です。

2022 Apple 11インチiPad Pro (Wi-Fi + Cellular, 1TB) – スペースグレイ (第4世代)